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フェローの長沼と會津塾参加者との共同研究論文がInternal and Emergency Medicineに掲載されました

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フェロー長沼による誤嚥性肺炎に対する抗菌薬治療に関する研究がInternal and Emergency Medicineに掲載されました。2019年會津塾参加者の阿河先生との共同研究です。

Association of early antibiotic therapy and in-hospital mortality in adult mild-to-moderate acute aspiration pneumonitis: a cohort study.

論文要旨

誤嚥性肺臓炎に対する抗菌薬治療と院内死亡率の関連を調査したコホート研究です。手稲渓仁会病院の総合内科または救急科に200811日から2019531日に誤嚥性肺臓炎で入院した成人患者を来院8時間以内に抗菌薬治療を受けたかどうかで早期抗菌薬投与群と抗菌薬非投与群に分類して院内死亡率、入院日数及び抗菌薬投与日数との関連を解析しました。146例の対象者のうち、52例が抗菌薬非投与群、94例が早期抗菌薬投与群に分類され、誤嚥性肺臓炎に対する早期抗菌薬治療は死亡率と関連せず、入院期間と抗菌薬の使用期間の延長に関連していました。