須賀川研究から高齢者の肺炎に関する論文がアクセプトされました。
副センター長の濱口らによる、須賀川研究から高齢者の肺炎に関する論文がアクセプトされました。
Poor Social Functioning: A Potentially Modifiable Risk Factor for Pneumonia in the Elderly.
【要旨】肺炎発症の危険因子は年齢など修飾不可能なものが多い。健康関連QOL指標SF-8の社会生活機能スコアと向こう1年間の肺炎発症との関係を須賀川研究データにて分析したところ、スコアが1標準偏差分(10点)低い場合の調整発生率比は1.26 (95% CI, 1.08-1.48)で、この関連性は男性の方が有意であった。(p = 0.037)社会生活機能は特に男性において市中肺炎の重要な危険因子であり、修飾可能なものと考えられる。