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フェロー中川らによる須賀川研究論文がJAMDAに受理されました。

「便秘と便失禁との関連性」(JAMDA)

高齢者において便秘は便失禁の危険因子と考えられているが、小規模な研究しかなく、一貫した結果が得られていない。そこで、便秘と便失禁の関連を評価するために、大規模な地域住民ベースの横断研究を行った。便秘は便失禁と有意に関連し(オッズ比2.29)、便秘が重症であるほど便失禁と関連していた。便秘関連症状のうち、残便感が最も便失禁と関連していた(オッズ比2.51)。便秘診療において、便失禁についての問診の必要性が示唆された。