2014年3月20日に福島医大で「研究デザイン学」特別講義を開催します。テーマは「健康長寿をめざした疫学研究の課題と展望」です。
講師 略歴(Dean’s Biographyを和訳)
Michael J. Klag先生は、疫学、及び心血管病・腎疾患の予防の世界的な権威として知られており、2005年からJohns Hopkins大学公衆衛生大学院の学部長を務められている。
Michael J. Klag先生は1974年にJuniata Collegeをご卒業され、1978年にPennsylvaniaで医師免許を取得された。New York Upstate Medical Centerで内科の臨床研修を修了された後、U.S. Public Health Serviceに務められた。1984年に総合内科フェローとしてJohns Hopkins大学へ来られ、1987年にMPH(公衆衛生修士)を取得された。
Michael J. Klag先生はWelch Center for Prevention, Epidemiology and Clinical Researchの創立メンバー及びDirector、医学部総合内科Director、Johns Hopkins病院のphysician-inchief、内科のDirectorなどを務めてこられた。120以上の査読付き論文を出版され、アメリカ内科学会フェロー (FACP) でもある。The Johns Hopkins Family Health Bookの編集長も務められた。
Michael J. Klag先生は、予防、疫学、高血圧・腎疾患の治療などの研究を中心とされてきた。1988年に開始したJohns Hopkins Precursors Studyでは、医学生を対象として追跡し、青年期の特性がその後の健康状態に与える影響を分析した。
Michael J. Klag先生は、腎疾患の疫学の開拓者であり、末期腎不全の発生率を初めて調べたり、血圧が腎疾患進行の危険因子であることを明らかにした。Michael J. Klag先生の研究は、その後の多くの研究の基礎となった。
Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health(ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院)について
創立年 | 1916年 |
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学生数 | 2,164名(87ヶ国) |
教員数 | 1,404名(内、非常勤785名) |
概 要 | 公衆衛生分野において世界最大、最も歴史のある大学院。130ヶ国を超える国との学術交流がある。 |