第10回 若手医師のための家庭医療学冬季セミナー

形式 セミナー
開催日時 2015年2月21日 (土)
場所 東京大学本郷キャンパス
定員 28名
テーマ ケースカンファレンスから始める臨床研究の第一歩
対象

初期研修医、後期研修医

概要

臨床研究を行う上で最も大切なものは何でしょうか?統計の知識?研究を行うフィールド?研究費? 確かにどれも大切です。しかし、日々の臨床から疑問を見つけ、拾い上げることこそが、臨床研究に必要な第一歩です。そのような形で生まれた疑問は実臨床において切実であり、その解決は大きな意義をもたらすことでしょう。

このワークショップでは、まずClinical Pearl満載のケースカンファレンスを行います。更には、その中からClinical Question(CQ)を探し、臨床研究の最初のステップである「疑問の構造化」について学びましょう!

学習目標は以下の2つです。

  1. 症例からCQを抽出する習慣を身につける
  2. CQを臨床研究のためのResearch Question (RQ)に構造化する(PECO/PICO)

臨床に携わる中で、ぼんやりとした疑問は浮かぶけど、どう研究に結びつけていいかわからない、研究のはじめ方がわからないという方にぜひお勧めです。私達と一緒に、臨床研究への第一歩を踏み出してみませんか?

講師 福島県立医科大学白河総合診療アカデミー(平成27年度~)

天理よろず相談所病院総合診療教育部/総合内科・緩和ケアチーム 東光久
市立奈良病院総合診療科 宮下淳
京都大学医療疫学分野 高田俊彦
洛和会音羽病院総合診療科 林理生
京都大学医療疫学、福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 福原俊一
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 長谷川毅
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 栗田宣明
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 小林 奏
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 佐々木彰
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 新畑覚也
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 西脇宏樹
福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 矢嶋宣

【司会】
高田俊彦 福島県立医科大学白河総合診療アカデミー(平成27年度~)
主催 日本プライマリ・ケア連合学会

開催報告

第10回 若手医師のための家庭医療学冬季セミナーを「ケースカンファレンスから始める臨床研究の第一歩」のテーマにて開催しました。まずClinical Pearl満載のケースカンファレンスを行った後に、その中からClinical Question(CQ)を探し、臨床研究の最初のステップである「疑問の構造化」について行いました。28名の参加者が、グループワークを行い熱い議論を繰り広げました。

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